CSIを冠しないCSIの本
2006.03.28 (Tue) 19:17:55 / No.99
| 犯罪現場は語る 完全科学捜査マニュアル N.E.ゲンジ/著 安原和見/訳 (2003/12) 河出書房新社 詳細を見る |
今日は2ヶ月半ぶりの病院の日でした。
予約を変更したので待たされることは覚悟して行ったのですが、それでも2時間半はさすがに体が硬くなってしまいました。
でも、先日から読んでいるGrave Mattersがずいぶん進みました。今日も手術の話は出ましたが、乗り気じゃない私は相変わらず逃げ腰です。明日できることは明日する、と言うことで次回まで引き延ばしです。
少し本屋さんでゆっくりする時間があったので、久しぶりに大きな書店に行ってきました。
この本屋さんには捜査・警察実務と言うコーナーがあるのです。
難しいわけのわからない本もあれば、実際にあった事件などの本も出ています。
そんな中ですばらしい本を見つけて買ってきてしまいました。
私が買うのだから、科学捜査の本であることは間違いないのですが、他の本よりずっとおもしろく、ドラマのCSIについても言及しています。
訳者曰く、
大きくはドラマCSIでメンバーが現場で行っていることを現実に行われていることに置き換えて話をしていて、コラムとして関連する実話や、CSIでのエピソードや時には違いを載せています。下調べを始めたとき、著者はじつはこんな本を書くつもりではなかったのではないだろうか。人気テレビドラマ「CSI:科学捜査班」のガイド本を書こうと思って、最初はリサーチのとりかかったのでは・・・・それが調べているうちにはまってしまい、いつしかこういう本を書くことになったのかもしれない。
指紋とDNAについては詳しく説明がされています。そしてCSIと言えばグリッソム、グリッソムといえば昆虫学と言うわけで、ちゃんと昆虫学も扱っています。銃火器や爆弾についてはあまり書いてありません。毒物についても記載はありませんでした。
おもしろいのは巻末付録として実際の鑑識官たちの職務や学歴、年収などが出ていたことです。
CSIで映像化されているものが多いけれど、それを補う説明が随所についています。例えば、フィールド・キットの中身が何なのか、とか、どうして採取方法が違うのか、などドラマを見ているだけではわからなかったことも書いてあります。以前から不思議に思っていたデジタルカメラの証拠能力についても説明がありました。
著者はアメリカ人で日本の捜査方法とは違うところもあるはずですが、CSIを見ている私としては日本の捜査方法は関係ないので、こちらの方が興味深かったです。
読みながら、そうそう、とうなずく部分もあり、へぇ〜、そうだったんだ!と納得する部分もあり、そうなんだ。。。と思う部分もありで、ドラマを見ているから楽しめる本でした。
もちろん、ドラマを知らない人も楽しめる内容になっています。
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